事態を重く見た日本相撲協会は、直ちに日本相撲協会コンプライアンス委員会へと調査を付託した。外部弁護士を交えた聞き取り調査では、被害力士のみならず部屋に所属する力士や裏方全員を対象に徹底したヒアリングが実施された。密室で行われていた行為の詳細が徐々に記録として固められていく。
調査結果を受け、理事会では監督責任を怠った木瀬親方に対して重い処分が下される見通しだ。過去にも所属力士のトラブルで処分歴がある木瀬部屋だけに、指導体制そのものの抜本的な見直しが迫られている。日本相撲協会が掲げる「暴力決別宣言」が単なるお題目に過ぎなかったのではないかという疑念は、協会の組織防衛的な姿勢に対しても向けられている。