本大会の最大の目玉は、関東最大級と称される「開花直径500メートルにおよぶ2尺玉」の連発と、木更津港の広大な水面をいっぱいに使った超大型スターマインだ。空高く打ち上げられた巨大な花火は、破裂音が木更津の街全体に響き渡り、お腹の底まで振動が伝わってくる。職人が魂を込めて仕込んだ最高峰の煙火芸術が、夏の夜空に巨大な光の大輪を咲かせる瞬間は息を呑む美しさだ。
木更津の海上に広がる大連発花火は、水面に映り込む逆さ花火とのダブルの美しさで観客を魅了する。こうした大規模な煙火演出は、地元の観光業を力強く牽引する経済的エンジンとしても機能している。単なる夏のイベントにとどまらず、伝統的な日本の煙火技術を後世に伝える重要な文化的財産として、各地の煙火師たちが技術の粋を結集させているのだ。