彼の時計史を語る上で絶対に外せないのが、ロレックス エクスプローラー(Ref.14270)の存在だ。過酷な探検に耐えうる実用時計として誕生したこのモデルは、彼が劇中で着用したことをきっかけに日本中で人気が爆発。市場プレミアムがつき、プレミア価格で取引される現象を生み出した。質実剛健でありながら洗練されたブラックダイヤルは、彼の飾らない自然体の美学と見事に共鳴していた。
さらに、月面着陸の歴史を誇る名作クロノグラフ、オメガ スピードマスターもまた彼のスタイルを語る上で欠かせない。宇宙という極限状態に挑んだ歴史を持つオメガの技術力と、常に第一線で挑戦を続ける彼の生き様がリンクする。これら二大ブランドの象徴的モデルは、彼の手首で輝くことで単なる工業製品を超えた「男のロマン」へと昇華したのだ。