徳井のプライベートを振り返れば、常にメディアの関心は絶えなかった。大物女優との真剣交際からミュージシャンとの熱愛報道まで、その華麗な遍歴は枚挙にいとまがない。だが、どれほど真剣に交際へ発展しても、最後の一歩である「結婚」の扉を開くことはなかった。
彼自身、過去のインタビューやトークで「一人の空間がないと息が詰まる」「誰かと四六時中一緒にいる生活が想像できない」と吐露していた。類まれなビジュアルと話術で女性を惹きつけながらも、内面には強いパーソナルスペースへの執着と、どこか冷徹なまでの自己防衛本能が同居していたのだ。自由を愛する独身貴族の看板は、彼にとってアイデンティティそのものでもあった。