番組スタート時、宮根誠司のバディとして抜擢されたのが滝川クリステルだった。当時、すでにニュースキャスターとして確固たる地位を築いていた彼女の存在は、大阪出身の宮根が持つテンポの速いトークに絶妙な知性と静けさをもたらした。
ふたりの掛け合いは即座に話題を呼び、番組は日曜夜の定番ニュース・情報番組としての地位を確立する。しかし、2013年春、滝川は惜しまれつつも番組を卒業。表向きは契約満了と発表されたものの、取材を進めると、報道の枠組みを超えた新たな活動への準備や、制作側が目指す番組のリニューアル構想など、複数の思惑が交錯していたことが浮かび上がる。彼女が作った「宮根を受け止めつつ、番組の品格を保つ」というスタイルは、その後の歴代アナウンサーにも受け継がれる不可欠な基礎となった。