都市機能の向上と並行して、圧倒的な自然環境が目と鼻の先にあることも見逃せない。北側を見上げれば、雄大な六甲山系の一部である摩耶山が凛とした姿で佇む。休日には駅からバスでわずかの「まやビューライン」(摩耶ケーブル・ロープウェー)を利用し、日本三大夜景と称される掬星台へ気軽に足を延ばすことができる。
都会の慌ただしい日常に疲れたとき、山からの清涼な風を感じながら散策できる贅沢は、この土地ならではの特権だ。週末になればハイキング姿の登山客が駅前を行き交い、四季折々の表情を見せる山並みが住む人の心に潤いを与える。自然と都市の距離感がこれほど近い街は、関西圏でも決して多くはない。