小林すすむさんの訃報に際しては、当時インターネット上で様々な憶測や疑問が飛び交いました。ここでは代表的な誤解や疑問について、事実関係を検証します。
誤解1:「突然死だったのではないか?」
訃報が突然報じられたため、心筋梗塞などの急病と勘違いされるケースが見受けられますが、実際には約3か月間にわたる厳密な抗がん剤治療と闘病がありました。公表を控えていたのは、撮影中だった作品の関係者に配慮し、プロとして役柄のイメージを守るためでした。
誤解2:「なぜ早期発見できなかったのか?」
定期的に健康診断を受けていたとしても、スキルス胃がんは一般的な胃潰瘍や胃炎と見分けがつきにくく、粘膜の下を潜るように病巣が広がる特徴があります。自覚症状(胃の痛みや食欲不振)が現れた時点ですでに進行しているケースが多いため、発見が遅れたことは決して本人の怠慢ではありません。
誤解3:「遺作はどれなのか?」
一部のネット記事ではテレビドラマが遺作と記載されることがありますが、公式に最後に撮影に臨んだ映像作品は映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012年9月公開)です。体調の限界を超えながら演じ切った中西係長の姿は、映画のエンドロールとともに語り草となっています。