ふなまちの最大の魅力は、圧倒的なボリュームと驚異的なコストパフォーマンスにあります。一般的な明石焼き店が1人前10〜15個程度で提供される中、ふなまちでは1人前につき圧巻の「20個」が板に乗って運ばれてきます。
看板メニューである「玉子焼(明石焼き)」は1人前20個で約750円前後。卵を贅沢に使用した黄金色の生地は、外側が香ばしく中は飲めるほどトロトロ。中には大粒で歯ごたえ抜群の明石ダコが惜しみなく包まれています。その他、地元常連客に愛される「お好み焼き」や「モダン焼き」「焼きそば」などもラインナップされており、複数名で訪れて玉子焼とシェアするスタイルも人気です。
実食にあたって知っておきたいのが、地元で長年受け継がれてきた独自の食べ方です。
まずは何もつけず、そのまま一口。生地そのものに含まれる濃厚な卵の風味と出汁の下味が口いっぱいに広がります。続いて、徳利で提供される上品な鰹昆布出汁に浸して味わいます。出汁は熱すぎず程よい温度に調整されており、熱々の玉子焼を程よく冷まして旨味を引き立てます。
そして後半の味変として外せないのが、「ソース&出汁」のハイブリッド食べ方です。卓上にある甘口ソースや辛口ソースを玉子焼の表面に薄く塗り、それをあえて出汁の中にドボンと浸して口に運びます。ソースのスパイシーなコクと和風出汁の深みが絶妙に融合し、20個という大ボリュームでも最後まで飽きることなく完食できます。