1982年、シンガーソングライターの小椋佳が作詞・作曲を手掛けたシングル『夢芝居』をリリースすると、その艶やかな歌声と舞台での妖艶なパフォーマンスが相乗効果を生み、異例のロングセラーを記録しました。
翌1983年には『第34回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、大衆演劇の役者としては前代未聞の快挙を達成します。テレビ画面越しに披露された色気漂う「流し目」は日本全国のお茶の間を虜にし、梅沢富美男の名は一躍全国区へと駆け上がりました。
この大ブレイクに伴い、数々の規格外なモテ伝説が誕生しました。当時のエピソードは現在でも語り草となっています。
- 劇場に舞うおひねりの嵐:舞台に登場するだけで、客席から万札で作られた扇子や高価な着物、貴金属が次々と投げ込まれ、1公演で数千万円相当の贈り物が集まることも日常茶飯事だった。
- 連日連夜の豪快な夜遊び:銀座や六本木の高級クラブで豪快にお金を使い、一晩の支払いが数百万円に達することも珍しくなかった。
- 女性ファンからの熱烈な求愛:劇場の楽屋口には出待ちの女性ファンが長蛇の列を作り、宿泊先のホテルにまで熱狂的なファンが押し寄せるほどのフィーバーが続いた。
昭和のスターならではの豪快で華やかなエピソードの数々は、彼が当時どれほど熱狂的に愛されていたかを物語っています。