名古屋鉄道株式会社が手掛ける鉄道運送事業の中でも、名鉄豊田線と名古屋市営地下鉄鶴舞線との相互直通運転は、都市間輸送の成功モデルとして高い評価を得ている。1979年の開通以来、名古屋市中心部と愛知県豊田市を直接結ぶ動線を作り上げたことで、乗り換えの手間を解消し地域経済の活性化に大きく寄与してきた。
直通車両には名鉄と名古屋市交通局の双方が保有する電車が投入されており、相互の車両運用による高度な運行管理体制が敷かれている。赤池駅で乗務員が交代する連携システムは非常に洗練されており、乗客は境界駅であることを意識することなく、快適に移動を継続することが可能となっている。