心筋梗塞や脳梗塞の予防、不整脈の治療などで血液を固まりにくくする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を日常的に飲んでいる人は、黒にんにくの摂取を極力控えるか、必ず主治医に相談しなければならない。黒にんにくに豊富に含まれるS-アリルシステインやアリシン由来成分には、強い血液サラサラ効果(抗血小板作用)が存在するからだ。
薬の作用と黒にんにくの成分が重なると、相乗効果によって血液が固まる能力が極端に低下する。その結果、皮下出血(青あざ)ができやすくなるだけでなく、胃腸出血や鼻血が止まらなくなったり、最悪の場合は脳出血などの重大な出血性合併症を引き起こす危険性が跳ね上がる。健康維持のつもりが、命に関わる事態を招きかねない。