オープンリーチを扱う上で、初心者はもちろん上級者であっても最も警戒しなければならないのがオープンリーチのチョンボ(反則)裁定です。
全手牌を開けるルール(全開け)であれば問題は起きにくいのですが、「待ち牌に関係する部分のみを開ける」ルールを採用している場合、多面待ちの開け漏れが頻発します。例えば、「2・3・4・5・6」の連続形から待ちを判断する際、両門待ちの2種だけを開けて単騎待ちや変則待ちの牌を伏せたままにしていた場合、その伏せられた牌でロンアガリすることはできません。それどころか、「不正な待ち牌公開」として即座に満貫払いのチョンボとなるケースが一般的です。
また、オープンリーチの見逃しとフリテンの規定も厳格です。
- 意図的・過失を問わず見逃しは即フリテン:他家から切られた当たり牌を見逃した場合、同巡内フリテン、あるいはオープンリーチ特有の永久フリテンとなり、以後は自ツモでしかアガれなくなります。
- フリテン状態でのオープンリーチ:すでに自分がフリテンである状態、あるいは待ち牌が山に残っていない状態でのオープンリーチを禁止(チョンボ対象)とする取り決めも多く見られます。
これらのトラブルを防ぐため、仲間内でオープンリーチを採用する際は、「手牌をすべて倒してフルオープンにする」方式を統一ルールとして採用することが、現場における最大のトラブル防止策となります。