この特徴的なショートパスタのルーツは、南イタリアのカンパニア州にある。古くは紡績用の編み針(ふぞ)に生地を巻きつけて一本ずつ手作業で巻き上げて作られていた。イタリア料理の長い歴史において、カンパニア州の厳しい乾燥した気候と良質な湧き水は、極上の乾燥パスタを生み出す最高の風土として機能してきた。
手作業の時代から機械化の時代への転換期を経て、螺旋の角度や深さはミリ単位で洗練されてきた。単なる保存食を超え、地域固有の文化遺産として受け継がれてきた職人たちの情熱が、現在の世界的な普及の基盤となっている。