ストリートの過酷な環境だけでなく、一般の家庭で暮らす多頭飼育の室内猫たちの間にも、明確な「ボス」は存在する。リビングのキャットタワーの最上段を占拠し、他の猫のごはんを横取りすることはないものの、移動するだけで周囲が道を空ける。そんな「お家ボスの存在」に心当たりのある飼い主も多いはずだ。
動物行動の専門家は、「家の中のボス猫は、決して暴君である必要はありません。むしろ飼い主がボス猫の優先順位を理解し、尊重してあげることで、家全体の猫たちのストレスが軽減され、円満な多頭飼育が可能になります」と助言する。ごはんをあげる順番やナデナデのタイミングなど、家の中の秩序を尊重することが、室内コミュニティの平和を保つ鍵となる。