冷えない焦りから、裏パネルをドライバーで外したり、凍りついた氷を鋭利なナイフやアイスピックで削り落とそうとする人が後を絶たない。しかし、製品評価技術基盤機構(NITE)などの専門機関は、こうした不適切な取り扱いによる事故に強い警戒を呼びかけている。内部の冷媒パイプを破損させると、可燃性ガスが漏れ出して火災や破裂事故を引き起こす恐れがあるためだ。
官民が共有する事故情報データバンクシステムにも、過去に自己流の霜取りや配線加工が原因で発生した発煙・発火トラブルが多数記録されている。目に見える氷を無理に取り除こうとせず、安全な手順を守ることが何よりも優先されるべきだ。