持続可能なモノづくりへの要求は、今や食品・飲料業界全体で避けて通れないテーマだ。同社が早くから取り組んできたのは、地元・八女の酒米農家との強力なパートナーシップである。単に米を買い取る関係を超え、土造りや減農薬栽培の段階から共同で研究を重ねてきた。
酒造りの過程で生じる副産物や醸造粕を地域の農地に肥料として還元する、完全なクローズド・ループ循環。環境負荷を極限まで減らしたこの取り組みは、SDGsという言葉が定着する遥か前から自然発生的に育て上げられたものであり、まさにローカルファーストの鑑と言える。