才能が開花したのはグループ活動にとどまらない。復讐に燃える弁護士役を熱演し、役者としての評価を決定づけたドラマ『魔王』。過酷なロケと役作りの重圧で精神的に追い詰められていた時期、彼の心を救ったのも実家での日常だった。
また、主演映画『忍びの国』の撮影時には、軽やかで超人的なアクションを披露して絶賛を浴びたが、撮影が終わって実家に帰れば「今日の撮影はどうだった?」と気さくに問いかける両親と普通の夕食を囲んでいたという。重厚な役柄を演じ切った後に待ち受ける実家の温かいご飯と両親の笑顔。この鮮やかなオンとオフの切り替えができる場所があったからこそ、彼は狂気すら感じさせる名演技を生み出し続けることができた。