クレカにシールを貼ると危険?Atm詰まりや規約違反の真相と対策

クレカにシールを貼ると危険?Atm詰まりや規約違反の真相と対策

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「差し込まずにかざすだけのタッチ決済(非接触決済)なら、シールを貼っていても問題ないのでは?」と考える人は少なくありません。電波を用いて通信を行うRFID技術自体は、薄いプラスチックや紙のシールを数枚通過する程度の電波透過性を持っています。そのため、アンテナ部分の上にシールが載っていても、クレジットカードのタッチ決済に対するシールの影響は物理的な断線がない限り軽微です。

しかし、ここに大きな落とし穴が存在します。日本の決済インフラは完全なタッチ決済移行を完了しておらず、利用金額が高額になった場合や、店舗側の通信状況によっては「カードを差し込んで暗証番号を入力してください」と端末側から要求される場面が頻繁に発生します。このとき、タッチ専用のつもりで全面にステッカーを貼っていると、挿入を拒絶されたり決済端末でステッカーによるエラーが発生したりして、その場での支払いが完全にストップします。

どうしてもデザインを変更したい、あるいは番号を隠したい場合は、以下の回避策を徹底することが求められます。

第一に、全面を覆うスキンシールではなく、凹凸のない番号部分のみを隠す極薄シートに留めること。第二に、ICチップの金属露出部と裏面の磁気ストライプ、署名欄には1ミリたりともシールを被せないこと。そして第三に、万が一の挿入要求に備え、Apple PayやGoogleウォレットなどのスマートフォン決済をメインに据え、現物カードの提示頻度そのものを減らす運用が最も安全な自衛策となります。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。