CPE(キャットファイト・パフォーマンス・エンターテインメント)の歴史を紐解くと、そこには日本のサブカルチャーが歩んできた試行錯誤の軌跡がある。2000年代初頭、キャットファイトはマイナーなフェティシズムや一部の愛好家向けイベントとして認知されていた。しかし、プロデューサーのTHOGO氏を中心とする演出陣は、単なる性的消費や暴力的な見世物にとどまらない「エンターテインメントショー」への脱皮を図った。
女子プロレスラー、お笑い芸人、タレント、グラビアアイドル、時にはコスプレイヤーまでを同じリングに上げ、コミカルなマイクパフォーマンスと本格的なアクション、泥やローションを駆使したギミック戦を融合。この唯一無二の演出スタイルが、長年にわたり独自のファン層を育む原動力となった。