「こんにちは」は「は」「わ」どっち?発音の謎と正しい使い分け

「こんにちは」は「は」「わ」どっち?発音の謎と正しい使い分け

「こんにちは」は「は」「わ」どっち?発音の謎と正しい使い分けについて押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

戦後の1946年(昭和21年)および1986年(昭和61年)の内閣告示によって定められた「現代仮名遣い」では、原則として「現代の発音通りに表記する(表音式)」という方針が採られました。そのため、「川(かは)」は「かわ」に、「扇(あふぎ)」は「おうぎ」へと表記が改められました。

しかし、日本語の文法体系や長年の表記習慣を過度に壊さないよう、ごく一部に歴史的表記を残す例外ルールが設けられました。それが以下の3つの助詞です。

・助詞の「は」(発音は「ワ」)
・助詞の「へ」(発音は「エ」)
・助詞の「を」(発音は「オ」)

SNSなどのネット上では時折、「発音通りに『こんにちわ』と書く方が自然ではないか」「歴史的仮名遣いの例外ルールが残っているせいでややこしい」といった議論が巻き起こることもあります。しかし、現行の国語施策において挨拶の「こんにちは」は助詞の「は」を用いた連語として明確に位置づけられており、現代仮名遣いの例外規定に従って表記が維持されています。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。