店舗のコンセプトに応じたメニュー表の物理的なデザインや見せ方も、店内の空気感を決定づける重要な要素です。レトロブームが定着した大衆居酒屋の短冊メニューレイアウトでは、壁一面に黄色や白の短冊を整然と並べることで、活気と大衆的な親しみやすさを直感的に演出できます。この場合も、おすすめ料理の短冊だけ色を変えたり、一段下げて配置したりする工夫が効果的です。
一方、モダンなネオ大衆酒場やダイニングでは、居酒屋のお品書きをおしゃれなデザインに仕上げることがSNSでの拡散にも直結します。現在では「Canva」などのツールを使えば、無料のデザインテンプレートを活用して、プロ顔負けのスタイリッシュなメニュー表を誰でも短時間で自作可能です。
完成したメニューの耐久性対策も見逃せません。油やアルコールが飛び散りやすい居酒屋の環境では、お品書きの印刷後にラミネート加工を施すか、撥水加工された特殊紙(合成紙・ユポ紙)を採用するのが実用的です。光沢感を抑えたマットラミネートを選べば、店内の間接照明による反射を防ぎ、高級感を損なわずにメニューの視認性を高く保つことができます。