汎用的なチープカシオと異なり、独自のタフネス構造や多機能を備えたシリーズでは作業の難易度が異なります。構造を正しく理解した上で作業を進める必要があります。
G-SHOCK ベルト交換 自分で挑戦する際に最も注意すべきは、多くのモデルが採用している「専用ベゼルカバーとの一体成型」および「サイドネジ留め構造」です。定番のDW-5600系などはバネ棒タイプですが、ケースの奥深くにバネ棒が隠れているため、通常のY字工具では届きにくい場合があります。無理にこじるとウレタンベゼルをえぐってしまうため、先端が極細の工具を選ぶか、ベゼルを一度取り外してから作業を行うのが安全です。また、スクリュー留めモデル(GA-2100系など)では精密ドライバーのサイズ(#0や#00)を正確に合わせないと、ネジ頭をナメて外せなくなる致命的なミスにつながります。
電波ソーラー機能を備えたカシオ ウェーブセプター ベルト交換では、専用のアダプター形状や樹脂とメタルの複合パーツが組み込まれているケースが目立ちます。特殊な噛み合わせ構造になっている個体が多く、市販のストレートな汎用ベルトがそのまま装着できないパターンも少なくありません。分解時には外した小さなスペーサーやピンの順番を写真に記録し、元通りの位置へ戻せるよう細心の注意を払ってください。