時計を見た瞬間、頭が真っ白になってパニックに陥るのが最悪のパターンだ。まずは深呼吸をひとつ。失われた時間は戻らないが、ここからの初動次第で受ける被害の規模は10分の1に抑えられる。
最優先すべきは、言い訳を考えることではなく「現在地の確定」と「最短到着時刻の算出」だ。乗換案内アプリで最速ルートを割り出し、何分遅れで現場に到着できるかを即座に計算する。パジャマを脱ぎ捨てて服を着替える作業は、頭の中でシミュレーションしながら1分以内で完了させる。朝食や髪のセットは後回しだ。身だしなみの最低限のケアは、移動中の電車内や目的地の最寄り駅のパウダールームで行えば問題ない。