斎藤・槙原・桑田のトリオ以前にも、巨人の投手陣を支えた偉大な先発陣が存在しました。その元祖とも言えるのが、1980年代前半に活躍した江川卓・西本聖・定岡正二の初代三本柱です。
圧倒的なストレートで三振を奪いまくる江川卓、反骨心と鋭いシュートで打者を内角で詰まらせる西本聖、そして端正なマスクと粘り強い投球でファンを魅了した定岡正二。この3人が牽引した1981年の日本一など、ローテーションを固定して勝ち星を競わせる文化はここから始まりました。
歴代エースランキングを振り返っても、沢村栄治や別所毅彦、金田正一、堀内恒夫といった大エースたちの系譜は、1980年代の江川・西本時代を経て、90年代の斎藤・槙原・桑田へと受け継がれ、2000年代以降の上原浩治や内海哲也、菅野智之へとバトンが繋がれています。巨人の強さを語る上で、先発投手が軸となってチームを牽引する伝統は不変の哲学です。