斎藤雅樹氏の名を球史に永遠に刻んだのが、1989年に記録した11試合連続完投勝利という不滅の大記録です。先発した投手が最後まで投げ抜くことが当たり前だった時代においても、この記録は突出したスタミナと安定感の証明でした。
その実績は表彰歴にも色濃く反映されています。最高峰の投手賞である沢村賞を3回受賞(1989年、1995年、1996年)したのをはじめ、最多勝利5回、最優秀防御率3回など、獲得した主要タイトルは数知れません。通算19年間の現役生活で積み上げた通算180勝96敗11セーブ、防御率2.77、通算113完投という数字は、現代の分業制プロ野球では再現不可能な金字塔です。