今日の試合は初回から息詰まる投手戦が続いた。岡本和真の第1打席は、相手先発投手が投じた外角低めの厳しい変化球に手を出さず、冷静に四球を選んで出塁。無理に引っ張らず、チームのためにチャンスを広げる大人の打撃を見せる。
第2打席は緊迫したカウントから低めのカットボールを完璧に拾い上げ、中前へのクリーンヒット。第3打席こそ内野ゴロに倒れたものの、走者を進める最低限の役割をきっちり果たした。打席ごとの意図が明確で、無駄なスイングが極めて少ない。
そして迎えた終盤の第4打席。1点差を追う緊迫した状況下、相手リリーフエースの投じた150キロ超の直球を豪快に振り抜いた。打球は美しい弧を描いてスタンド中段に着弾。試合の趨勢を決定づける値千金の逆転弾となった。