金魚すくい界のレジェンドとして知られる下村太士氏は、道具のポテンシャルを100%引き出すプロの第一人者だ。彼が明かす攻略法の根幹は、水圧をいかに殺し、すくい枠と金魚すくい用持ち帰り袋・お椀を連携させるかにある。
多くの人が陥る罠は、ポイを水面に対して水平に叩き込んでしまうことだ。これでは一瞬で水圧に負け、紙が破けてしまう。プロはポイを斜め45度の角度で滑り込ませ、水中で水平を保ちながら金魚の腹の下へと滑り込ませる。
さらに、すくった瞬間に水ごと持ち上げるのではなく、尾びれを外に出して水圧を逃がしながら、素早く手元のお椀へと滑り込ませる。お椀の位置をポイの軌道上に配置しておく手元の連動こそが、劇的に取れる攻略道具の真のポテンシャルを引き出す鍵となる。