吉野家で使用されるお米の産地や銘柄構成には、緻密な戦略が存在します。基本的には複数種類の国産米をベースにしながら、牛丼としての機能性を最大限に高めるため、適度な硬さとサラリとした食感を持つ米国産米(カルローズなど)をブレンドする手法を採用してきました。
カルローズは中粒種で、スープやソースを吸っても粒感が保たれる特性があり、牛丼のタレとの親和性が極めて高い品種です。国産米の豊かな風味とカルローズのしっかりとした噛みごたえを独自のブレンド比率で調合することで、季節による米の水分量の変化に左右されない「いつでも変わらない吉野家の味覚体験」を構築しています。自社グループ農場での生産支援や契約農家との連携も含め、品質の均一化には徹底した投資が行われています。