SNSやアニメレビューサイト、知恵袋などのコミュニティを分析すると、『かくりよの宿飯』という作品が持つ特異なファンエンゲージメントが浮き彫りになります。
第1期放送当時、リアルタイムで視聴していたファンからは「料理作画の温かさと飯テロ描写に胃袋を掴まれた」「大旦那(CV: 小西克幸)と銀次(CV: 土岐隼一)の距離感や声の演技が秀逸」といったポジティブな評価が寄せられていました。一方で、放送終了から数年が経過した時期には以下のようなリアルな声が散見されました。
「2期の発表まで何年も待ったけれど、あやかし飯アニメの最高峰はやっぱりこれ。葵ちゃんが自分で道を切り拓く自立心が大好き」(20代女性・SNS投稿より)
「1期から間が空きすぎて半ば諦めていた。第2部に入ってからの大旦那と葵の関係性をもっとアニメで見たいから、3期まで絶対に走りきってほしい」(30代女性・レビューサイトより)
一過性のブームで終わるアニメが多い中、本作は「丁寧なキャラクター関係性の描写」と「和風ファンタジー×料理」という独自のジャンル的強みにより、年月を経てもファンの定着率が衰えないという特徴を持っています。