水族館での体験は、館内のダイニングエリアにも直結している。今年オープンした話題のオーシャンレストランでは、「展示されている魚を鑑賞する」だけでなく、「海を守る選択を味わう」というコンセプトを掲げる。
未利用魚や陸上養殖された環境負荷の少ないサステナブル・シーフードのみを使用したメニューは、有名シェフとのコラボレーションによる本格派だ。来場者は洗練された料理に舌鼓を打ちながら、自らが日常の買い物で選択すべき「持続可能な食卓」のあり方を体験的に学ぶ。これは単なる環境教育の枠を超えた、新しい食文化の提示と言える。