ネット上の掲示板やSNSでは、同社に関して実態とは乖離した2つの極端な誤解が見受けられます。
誤解1:「脱炭素が進めば化石燃料企業は先細り衰退する」という短絡論
「カーボンニュートラルの潮流によって石油・天然ガス企業は座礁資産を抱えて行き詰まるのではないか」という懸念が散見されますが、現場のエネルギー資源開発動向は全く異なる様相を呈しています。現在、同社が注力している石油資源開発脱炭素CCS(二酸化炭素回収・貯留)技術は、長年培ってきた地下構造の評価・掘削技術そのものが転用されています。つまり、上流開発で蓄積した地質・物理探査のコアコンピタンスが、そのままクリーンビジネスにおける参入障壁として機能しているのです。
誤解2:「採用は旧帝大理系院卒でなければ門前払い」という学歴神話
石油資源開発採用大学の実績を見ると、東京大学、京都大学、東京工業大学、東北大学、早慶といった最難関大の理系院卒(地球惑星科学、資源工学、機械系)が技術系の中心を占めるのは事実です。しかし、事務系やプロジェクト推進系においては、MARCHや関関同立、地方国立大学出身者も着実に採用実績を残しています。学歴のラベル単体よりも、「海外オペレーションに耐えうる語学力」「資源ビジネスに対する泥臭い熱量」「ステークホルダーとの折衝力」が厳格に見極められています。