生理前の胸の張りは、多くの場合、排卵が終わった直後から始まります。生理周期が28日の人の場合、生理開始の約2週間前(排卵期)から胸の変化を感じ始めるケースが一般的です。この時期から女性の体内では「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という物質の分泌が急激に増加します。
プロゲステロンには、妊娠に備えて体内に水分や栄養を蓄える働きがあります。この作用が乳腺組織にも及び、乳管が拡張して水分が溜まることで、胸が張ったり、触ると痛んだりする症状が引き起こされるのです。張り感のピークは生理の数日前から前日にかけて訪れ、生理が始まるとホルモン量が減少するため、嘘のようにすっきりと消失していくのが特徴です。