ひつじ雲が出たら雨?うろこ雲との違いや地震説の真相を気象学で解明

ひつじ雲が出たら雨?うろこ雲との違いや地震説の真相を気象学で解明

ひつじ雲が出たら雨?うろこ雲との違いや地震説の真相を気象学で解明の背景について、最新情報を詳しくお届けします。

青空に浮かぶ小さな塊状の雲を見かけたとき、それが「ひつじ雲」なのか「うろこ雲(いわし雲)」なのか迷った経験はないだろうか。雲分類の学術名において、ひつじ雲は中層雲に属する「高積雲」、うろこ雲は上層雲に分類される「巻積雲」と呼ばれる。

見分けるための最もシンプルな基準は、手を伸ばして人差し指を空にかざしてみることだ。雲の塊ひとつひとつが人差し指の幅(あるいは指2本分)より大きく見えれば高積雲、指1本の中にすっぽり収まるほど小さければ巻積雲と判断できる。

映画『天気の子』の気象監修を担当した気象庁気象研究所の研究官・荒木健太郎氏も、自身のYouTubeチャンネルや科学ドキュメンタリー番組でこの識別法を詳しく解説している。地上からの高度が2,000〜7,000メートル付近に発生する高積雲は、高度5,000〜13,000メートルに位置する巻積雲に比べて地面に近いため、ひとつひとつの雲の影がくっきりと見え、より立体的な羊の毛並みのように映るのが特徴だ。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。