横浜港を臨む絶好のロケーションに位置するJICA横浜(独立行政法人国際協力機構 横浜センター)。ここでは年間を通じて、アジア、アフリカ、中南米、中東など世界数十カ国から行政官や技術者が研修員として滞在している。防災、環境保全、都市計画、保健医療など、日本が培ってきた課題解決の知見を現地の状況に合わせてアレンジし、持ち帰ってもらうための高度なトレーニングが連日繰り広げられている。
かつて国際協力といえば「日本から海外への一方向の支援」というイメージが強かった。しかし、グローバル化が複雑化する現代において、その構図は大きく変化している。途上国が直面する課題は、気候変動や感染症対策、急速な都市化など、日本にとっても他人事ではない共通のテーマだ。相互に知恵を出し合い、共に解を探るパートナーシップの場として、この拠点の重要性は年々増している。