プフの念能力は操作系を主軸としつつ、特質系・放出系・変化系の要素を高度に融合させた極めてテクニカルな構成となっています。直接的な破壊力で圧倒するユピーとは対照的に、戦局のコントロールと諜報・攪乱に特化していました。
代表的な能力が、自身の肉体を無数の微小な分身へと分裂させる「蝿の王(ベルゼブブ)」です。プフは肉体を細胞レベルまで分解でき、最小サイズはナノメートル規模(目に見えないレベル)まで縮小可能です。本体となるコア(蜂ほどのサイズ)さえ無事であれば物理攻撃を完全に無効化でき、あらゆる隙間から潜入して情報収集や工作を行うことができました。
もう一つの恐るべき能力が、羽から散布する特殊な鱗粉を用いた「鱗粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)」です。鱗粉を吸い込んだ者のオーラの流れを読み取り、相手の心理状態や嘘を100%見抜く心理看破術であり、宮殿を取り囲む50万人の人民を催眠状態に陥れた大規模洗脳の源泉でもありました。さらに、他者に繭を作らせて念能力を発現・付与する育成能力まで保持しており、キメラアント軍の組織拡大における最大の貢献者でした。