「もう、完璧なプロフィールを作るのに疲れ果てました」。都内在住のIT企業勤務、佐藤美咲さん(28歳)はため息をつく。加工された写真、盛られた経歴、背伸びした趣味の羅列。かつて隆盛を極めたスペック重視の婚活は、多くの人々に深刻な「マッチング疲れ」をもたらした。
スペックが高ければ幸せになれるわけではない。その冷徹な現実に気づき始めた若者たちが、今こぞって舵を切っているのが「ありのまま」の開示だ。年収や学歴のフィルターを外し、あえて自分の「ダメな部分」を登録する新しいプラットフォームが台頭している。