国民民主党の公認取り消し問題は、新興政党や中堅政党が直面する「候補者発掘とガバナンスのジレンマ」を浮き彫りにしました。公認選考における主な反省点として、以下の要素が挙げられます。
第一に、公認基準の客観性と透明性の不足です。何をもって「法令違反の恐れ」とするのか、疑惑段階での処分基準が明確に規定されていなかったため、恣意的な判断と受け取られる余地を残しました。
第二に、事前調査(身体検査)の体制不備です。国政政党としての調査能力や専門チームの配置が遅れ、個人の申告に依存していた脆弱性が露呈しました。離党処分や公認辞退に至るプロセスの不透明さは、後々の候補者心理にも暗い影を落とすことになりました。