ふたりの出会いは、共通の知人を介した会食の席だったという。当時、すでに政治家として多忙を極めていた夫と、ドラマやバラエティ番組に引っ張りだこだった彼女。暮らす世界も日頃接する人々もまったく異なるふたりを引き寄せたのは、飾らない人柄と互いに対する深いリスペクトだった。
初めは互いに多忙なスケジュールの合間を縫って連絡を取り合う程度だったが、会話を重ねる中で信頼関係が急速に深まっていった。華やかなスポットライトの裏側で真摯に仕事に向き合う姿勢に、夫側も強い感銘を受けたという。交際期間を経て結ばれた背景には、世間がイメージする「華麗な政略婚」とはほど遠い、ごく自然で温かな思いの通い合いがあった。