ネット検索で見受けられる「シャトレーゼ傘下になって味が落ちたのではないか」「名前だけのブランドになったのでは」という疑問は、完全な事実誤認と言えます。
実際のところ、買収後の亀屋万年堂が行った最大の改革は「原材料のグレードアップ」でした。かつて使用していた素材を見直し、白州名水で仕込む小豆餡や、山梨・長野の契約農家から届く新鮮な果実をふんだんに投入しています。
コストを抑えるために品質を落とすのではなく、流通のスケールメリットを活かして原価率を高め、より上質な素材を手頃な価格で提供する体制へシフトしたのが実情です。そのため、長年のファンほど「近年の餡の風味やスポンジのキメ細やかさは以前より格段に向上している」と高く評価しています。