花の呼吸のクライマックスといえば、無限城における上弦の弐・童磨との死闘です。姉である胡蝶しのぶ自らが全身に毒を巡らせて喰われるという極限の捨て身作戦を受け、カナヲは嘴平伊之助と共に仇討ちへ挑みました。
童磨の強力な血鬼術「御子の氷人形」や広範囲の冷気攻撃に対し、一瞬の隙を見出して頸を落とすため、カナヲは禁忌である終ノ型「彼岸朱眼」を発動させます。
「彼岸朱眼」の失明リスクとその身体的メカニズム
彼岸朱眼は、眼圧と血流を人体の限界値まで引き上げるため、発動中は眼球が真っ赤に染まり、毛細血管の破裂を伴います。使用を続ければ視神経が完全に焼き切れ、不可逆的な失明に至るという極めて危険な両刃の剣です。
カナヲは両目を完全に失明したのか?
ネット上では「カナヲは童磨戦で両目を失明した」と誤認されることがありますが、正確な経緯は以下の通りです。
- 童磨戦での消耗:童磨の頸を切り落とす決定打の瞬間に発動し、右目の視力をほぼ喪失(失明状態)しました。
- 無惨戦での再発動:その後の鬼舞辻無惨との最終決戦において、炭治郎に人間に戻す薬を打ち込むため、カナヲは残された左目で再び彼岸朱眼を発動させます。
- 最終的な結末:激しい損傷を負ったものの、完全に光を失ったわけではなく、わずかに光を感知できる状態が残されました。戦後は愈史郎から「視力は完全には戻らないが、日常生活は送れる」旨のケアを受けており、炭治郎と結ばれる穏やかな未来へと繋がっています。