近年、特に感度の高いアパレルファンから注目を集めているのが、日光の伝統工芸や地元事業者とのコラボレーション作品だ。
日光の清らかな水を用いて染め上げられるインディゴ藍染めTシャツは、一枚ごとに表情が異なる。日光東照宮の葵紋や伝統的な和柄を抜染(ばっせん)技法で表現したアイテムは、大量生産品にはない圧倒的なオーラを放つ。着込むほどに青が深まり、自分だけの一着へと育っていく過程を楽しめるのが最大の魅力だ。
さらに、地元のクラフトビール醸造所や老舗の和菓子店、カフェが手がけるオリジナルTシャツも人気を博している。地域コミュニティの熱量がそのまま服の意匠へと昇華されている。