Q1:2019年の手術実績ランキングに掲載されていた名医は、現在も同じ病院で執刀していますか?
A1:必ずしも同じ病院に在籍しているとは限りません。定年退職、教授就任、専門クリニックの開設などにより所属が変わっているケースが多く見られます。また、同じ病院に在職していても役職が上がり、自身の手術件数を絞って難症例のみを担当したり後進の指導に回っている場合があります。受診前に病院公式サイトの医師紹介欄を確認し、初診時に直接執刀を行っているか問い合わせることを推奨します。
Q2:人工股関節置換術の手術費用は、保険適用で最終的に自己負担いくらになりますか?
A2:人工股関節置換術は健康保険の適用対象です。総医療費は約200万〜250万円かかりますが、公的医療保険の「高額療養費制度」を利用することで、月をまたがない標準的な入院(7〜10日間)であれば、一般的な年収世帯の自己負担額は約8万〜10万円前後となります。ただし、差額ベッド代や入院中の食事代(標準負担額)、病衣代などは保険適用外の自己負担となります。
Q3:手術後の人工関節の耐用年数は何年くらい持ちますか?再置換のリスクはありますか?
A3:超高分子ポリエチレンの架橋技術やセラミック骨頭の進化により、現在の人工股関節は95%以上が20〜25年以上にわたって良好に機能すると報告されています。かつて懸念された摩耗粉による骨溶解(ゆるみ)のリスクは大幅に激減しました。ただし、極端な重労働や激しいコンタクトスポーツの継続、稀な細菌感染などが起きた場合には将来的な再置換手術が必要になることがあります。