激変する医療機器産業において、主導権争いを繰り広げているのがグローバル大手のメドトロニックとストライカーだ。両社は脊椎外科や人工関節分野で最先端の解剖学的ナビゲーションシステムと連携するスマートスクリューの開発に巨額のR&D投資を行っている。
メドトロニックがリアルタイムで骨内圧や挿入トルクを感知するセンサー内蔵型デバイスの臨床試験を進める一方で、ストライカーは骨と強固に結合する独自の多孔質構造加工を施したスクリューラインナップを拡充。外科医の感覚に依存していた従来の骨固定術は、今やデータ駆動型の高度なアプローチへと昇華している。