globeの歴史を語る上で欠かせないのが、プロデューサーであり元夫でもある小室哲哉の存在と、ユニットの絆を守り続けたマーク・パンサーの熱意だ。病に倒れた直後、小室哲哉はメディアや公の場で彼女の状況を語り、最前線で看病を続けながら音楽的パートナーとしての絆を模索していた。のちに二人の歩む道は別つこととなったが、共に生み出した音楽の金字塔とその創作の軌跡が消え去ることはない。
一方で、マーク・パンサーは「globeの灯を絶対に消さない」という固い決意のもと、全国各地でDJイベントを開催。イベントのステージでは常にKEIKOのボーカルパーツを響かせ、ファンの思いを繋ぎ止めてきた。近年ではラジオ番組やイベントでKEIKOがゲスト出演したりメッセージを寄せる機会も増え、二人で交わす軽妙なやり取りは、かつてのユニットの空気感を鮮やかに蘇らせている。