赤城乳業が放った「変な味」の原点にして最大の成功例が、2012年9月に発売されたガリガリ君 コーンポタージュ味です。「アイスにコーンポタージュを入れる」という前代未聞の組み合わせは、発売前から冷ややかな目で見られていたものの、いざ店頭に並ぶと状況は一変しました。
北海道産のスーパースイートコーンを使用した本格的な風味と、氷のシャリシャリ感の中に本物のコーン粒が入った絶妙なバランスが消費者の度肝を抜きました。発売直後から爆発的な売れ行きを見せ、わずか3日で販売休止に追い込まれるという異例の事態に発展。オークションサイトで高値転売されるなど、いわゆる「コンポタショック」と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。
この大成功が引き金となり、赤城乳業の開発チームは「食事系アイス」という未開のジャンルへ本格的に舵を切ることになります。