数値上の予報とあわせて必ず確認したいのが、現場の実際の状況を視覚的に捉えるツールです。現在、環境省や各自治体、観光協会が設置している富士山ライブカメラ現在の映像は、PCやスマートフォンから24時間リアルタイムで確認できます。
山頂、五合目、さらには富士五湖や静岡県側からのライブ映像を確認することで、山頂に笠雲がかかっていないか(天候悪化の前兆)、濃霧で視界が奪われていないかを直接把握できます。
さらに、夏の富士山で多発する局地的な雷雨を察知するためには、高解像度の富士山雨雲レーダーの監視が効果を発揮します。湿った空気が山肌にぶつかることで、平野部に雨雲がなくても富士山周辺だけに積乱雲が急発達するケースは珍しくありません。最新の富士山山頂天気予報とレーダーの雲の動きを重ね合わせて見ることで、雷雲が近づく前に山小屋へ退避する判断が可能になります。