海外における日本茶の評価は、一時の「抹茶ラテブーム」を完全に通過し、より本質的で健康効果に根ざした「機能性ウェルネス飲料」としてのステージへと移行した。高濃度のカテキンやテアニンを含有する煎茶や玉露の抽出液は、欧米のバイオハッカーやアスリートの間でコンディショニングドリンクとして確固たる地位を築いている。
特に自社農園から直接出荷されるトレーサビリティの明確なオーガニック製品は、ニューヨークやロンドンのハイエンドなオーガニックスーパーで即座に完売するほどの人気を誇る。中間コストを極限まで削減し、品質への投資に還元するD2C(Direct to Consumer)モデルの成功が、グローバル展開の強力な推進力となっている。