SNSが生活の一部となった現代において、子供のプライバシーをどう守るかはすべての親にとって深刻な課題だ。辻希美はこのテーマにおいても、長年の試行錯誤を通じて独自のリテラシーを構築してきた。
幼少期はスタンプなどで顔を隠してプライバシーを厳守しつつ、子供が成長して自分の意思を持った段階で、個人の選択を尊重するスタンスへ移行。長女のように自ら発信を始める際には、インターネットのリスクやマナーを徹底的に教え込んだ上で見守る。デジタル空間での自己表現とリスク管理をいかに両立させるかという点で、杉浦家の実践は現代のデジタルネイティブ子育てにおける貴重なケーススタディとなっている。