このアイスのルーツを探ると、地中海に面したトルコ共和国の伝統的なアイスクリーム「ドンドゥルマ」に行き着く。現地ではサーレップと呼ばれる植物の球根粉末を用い、溶けにくく伸びの強い独特の食感を生み出している。職人が長い金属製のヘラでダイナミックに練り伸ばすパフォーマンスは、現地観光の名物としても知られている。
一方、日本でおなじみのトルコ風アイスは、本場の食文化を日本の消費者の好みに合わせてアレンジした独自の商品だ。本場の重厚な食べ応えを尊重しつつも、日本の夏や日常のデザートとして誰もが親しみやすい軽やかな口当たりと絶妙な甘さのバランスが追求されている。