エヴァ・グリーン(Eva Gaëlle Green)は、1980年7月6日、フランス・パリで誕生しました。そのわずか2分後に産声を上げたのが、実妹であるジョイ・グリーン(Johanne "Joy" Green)です。
二人が生まれ育った家庭環境は、まさにヨーロッパ屈指の芸術・知性派ファミリーでした。父親のワルター・グリーン(Walter Green)はスウェーデン系フランス人の歯科医であり、かつて映画『バルタザールどこへ行く』(ロベール・ブレッソン監督)にも出演経験を持つ人物です。そして母親は、1960〜1970年代のフランス映画界を代表する大女優であり、後にベストセラー児童文学作家としても大成功を収めたマルレーヌ・ジョベール(Marlène Jobert)です。
さらに親族には、歌手・女優のエルザ・ランギーニ(従姉妹)や、映画『007』シリーズの楽曲を手がけたスウェーデンの作曲家ポール・ル・フレムなど、錚々たる顔ぶれが並びます。こうした環境下で育ちながら、姉のエヴァが母と同じ表現者の道を選んだのに対し、妹のジョイは幼い頃から芸能界のスポットライトを避け、全く異なる現実的なキャリアを志向しました。